不知火文庫

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クリスマスキャロルの頃には

 時間が必要なあなた。待つことに疲れた私。

 思い出すのはあなたの横顔。

 あなたはいつも悲しそう。

 あなたはいつも寂しそう。

 

 愛する気持ちは変わらない。

 それでも笑顔を思い出せない。

 守りたい。その思いに嘘はない。

 それでも私の心は揺らぐ。

 

 幸せになる自信がなくて。

 ともに歩む勇気を出せなくて。

 待って得られる未来を思う。

 思うほどに、私の胸には影が差す。

 

 私はただ、あなたと手をつないでいたかった。

 

  

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