不知火文庫

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先生は良心を信じる。たとえそれが微かでも。

君の優しさに多くの悪意が含まれていたとしても、おそらく、少なくともあのときは、君の優しさは人を救った。私は君の悪意を肯定はしない。同じように、君の悪意から出た優しさを否定もしない。ただ、君の心のどこかに眠る善意、それを信じている。